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by yumeoiyumeko
あれから一年
生を受けて62年物心付いてから昨年ほど過酷な日々は初めてでした
ばあちゃんの入院前まではそれなりに家族が近寄らず遠からず趣味を生かしながら生活していました
ばあちゃんの入院で歯車が狂い始め次から次にと想定外な事が続き「路頭に迷う」とはこう言うことなのだろうと思いました
数日が山場と言われていたばあちゃんは主治医も驚かれたくらい病気が全部綺麗に治りきりましたが
「オウムがいる」とか「病院の食事には毒が入っている」とか訳の分からない事を言い始められました
じいちゃんは順調に快復しすぐにでも退院できると言われたのですが
40度6分の高熱で呼吸困難に陥った旦那の付き添いで家は留守
じいちゃんの面倒を見るものもいなく結果的にいろんな方に助けて頂いたお蔭様でじいちゃんばあちゃんは施設で預かっていただいています
再々入院していた主人も1月末退院はしたのですが今一調子が出なく今度は透析の準備の手術をと言われています
今夜のニュースで、長門裕之さんの葬儀で黒柳徹子さんが弔辞を読まれたそうですが一部紹介します
長門さんが南田洋子さん(享年76)と婚約したときからの付き合いだという黒柳さんは
「洋子さんの介護の時が生まれて一番楽しかったって。幸せそうに話してくれました。
あなたの無邪気な笑顔がすてきでした。
でも一度、ほんの一瞬だけど、2人で死んじゃおうかと思って、洋子さんにそう言ったら、
そんな話を分かるはずないのに、真っ正面から洋子さんが長門さんを見て、
そりゃあダメだよってそう言ったって。幸せだといいながら、あなた、泣いてた」と秘話を明かした
このニュースを聞いて同じような事を思っています
ず~と先、過去を思い出した時
“旦那を介護していた時が一番充実していた”と思うでしょう
長門さんのように楽しかった、とは思えないでしょうが・・・
動けなくなってからの新婚生活とは( ̄□ ̄;)!!
情けない部分もありますが誰に遠慮もなく体はえらく大変ですが精神面は本当に気楽です(⌒▽⌒)
主婦業0点の者が病人食に悪戦苦闘の日々ですが後悔しない人生が送りたくて頑張るのみです
でも今は買い物に行った時に2時間程度パチンコも楽しめたりご飯の用意だけしたらゴルフにも行ける様になりました
じいちゃんばあちゃんのところにはしょっちゅうは行けませんが以前はすごく気難しいじいちゃんが行くとすごく喜ばれ
「あんたばかりにこわい目にあわせるな~、すまんな~」と連呼されます
娘さん達には「嫁が一番来てくれるしお菓子も一番多く持って来てくれる」と言われたそうです
出来の悪い嫁に厄介にならないと思って見えたと思うのですが世の中は非情ですね
穏やかな仏顔になったじいちゃんにはお菓子が一番のようです
年を取ると子供に帰ると言われますが、その通りだと思いました
いろいろ一言では言えない事ばかりですが一番ありがたい事は私が元気で一日も寝込まない事です
長々書きましたが読んでくださいまして誠にありがとうございました

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by yumeoiyumeko | 2011-05-24 23:35 | 雑感
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